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チャンピオントーナメント
ワンマッチ
Match Results
| ワンマッチ フェザー級 第2試合 | 判定勝ち | 〇 神原 大成 日本大学 | VS | ✕ 香川 知恩 中央大学 |
|---|---|---|---|---|
| ワンマッチ ライト級 第3試合 | 判定負け | ✕ 五十嵐 大裕 日本大学 | VS | 〇 奥田 悠真 中央大学 |
| ワンマッチ ウェルター級 第6試合 | TKO勝ち | 〇 大川 真聖 日本大学 | VS | ✕ 香取 信慈 拓殖大学 |
| ワンマッチ ウェルター級 第10試合 | 判定勝ち | 〇 梶原 千暉 日本大学 | VS | ✕ 岩田 凱 専修大学 |
| ワンマッチト バンタム級 第13試合 | 判定負け | ✕ 松崎 勇太 日本大学 | VS | 〇 相川 耀佑 中央大学 |
| ワンマッチ バンタム級 第14試合 | KO勝ち | 〇 脇本 真太 日本大学 | VS | ✕ 屋我 幸輔 拓殖大学 |
| ワンマッチ ライト級 第15試合 | 判定負け | ✕ 小川 一颯 日本大学 | VS | 〇 喜多 洸介 國學院大学 |
| チャンピオントーナメント決勝 ウェルター級 第17試合 |
KO勝ち 2025チャンピオン |
〇 野原 康煕 日本大学 | VS | ✕ 平川 優希 國學院大学 |
| チャンピオントーナメント決勝 フェザー級 第19試合 |
判定負け | ✕ 宮谷 拓也 日本大学 | VS | 〇 熱海 颯音 東洋大学 |
フェザー級の神原(経済2年)が我が校の先陣をきってワンマッチ第2試合に出場しました。
彼は格闘技未経験ながら今年の9月にデビュー戦を勝利で飾り、この後楽園で2戦目であります。開始直後は後楽園ホールということもあり少し動きの硬いところがありましたが、徐々に彼本来のバランスの良い動きとなり、彼の持ち味であるブレずにまっすぐに出るパンチがヒットし始め離れてはミドルを飛ばしてパンチへ繋ぎ、組んでは主将にみっちり仕込まれた首相撲からのヒザで攻め込み見事に判定で勝利を収めました。これで2連勝!来年が更に期待できる選手です。
ライト級の第3試合はこの日がデビュー戦となる文理学部1年の五十嵐選手であります。
我が校で1年生での出場は彼のみで、格闘技未経験ながら灼熱の夏合宿も、厳しい練習にも耐え抜き本日のデビューとなりました。見た目とは違い根性が据わっており試合直前でも笑みを浮かべる余裕さえ見せました。
序盤から受けたら返すという基本をまもりポイントを重ねて闘いましたが、やはりデビュー戦、緊張からか後半動けず判定となり残念ながら勝利を飾ることができませんでした。
黒星スタートにはなりましたが、この度胸は将来の大物の予感です。次戦に期待です!
ウェルター級第6試合は法学部2年の大川選手です。
部内でも練習熱心で後輩の面倒をよくみてくれる器の大きい男です。
ただ、勝負の世界は厳しく未だ勝ち星を掴んでおりません。夏合宿では本年度のチャンピオントーナメントに出場して同じくエントリーする同期の野原選手をボコボコにして
チャンピオンになると宣言しました。結果は残念ながら予選を勝ち残ることができませんでした。その悔しさをもってこのワンマッチにかける気合は相当なものです。
その甲斐あって1Rから攻めるファイトスタイルで前へ出て1ラウンド57秒レフェリーストップにより素晴らしいTKO勝ちを収めました。この勝利をステップに来年は後輩を率い活躍してくれるでしょう。
ウェルター級第10試合に出場の文理学部3年の梶原選手はこの大会が2戦目であります。
格闘技未経験で2年生からの入部でしたが、就活をしながらコツコツと練習を重ね昨年6月にデビューをしました。
デビュー戦は惜しくも勝利できませんでしたが、元来の真面目な性格で欠点を修正して今大会に出場を決めました。激しく攻めて闘うスタイルではないですが、しっかりと相手の動きを抑えながらプレッシャーをかけて前へ出るスタイルは
恐怖さえ感じる程の迫力があります。日々の練習量のおかげで大きなの緊張感の中でもペースを崩すことなく闘い2-0の判定で勝利を掴みました。地道な努力が実を結んだ後輩のお手本となる一戦でした。
バンタム級第13試合に出場は副将の松崎選手であります。小さい頃より空手を学び何よりも格闘技で闘う事に喜びを感じるという恐ろしい男であります。 一見細身で華奢に見えますがポテンシャルはものすごいものをもっています。1ラウンドからペースを掴もうとコンビネーションで攻めますが、隙を突かれての連打を被弾してスタンディングダウンを取られて しまいました。2ラウンドで取り返すべく猛攻をかけますが一歩及ばず判定で黒星となりました。負けた原因を今後の自分の課題として頭と気持ちを切り替えて次を見据える姿勢は来年の主将としての資質は充分です。 立派にクラブと後輩を引っ張っていってくれるものと思います。
バンタム級第14試合は文理学部2年の脇本選手がリングに上がりました。
本年度はチャンピオントーナメントに初挑戦でエントリーをしましたが、予選で思うように力が出せず予選敗退となってしまいました。それをバネに今大会はチャンピオントーナメント決勝と同じでノープロテクター3分3ラウンドで闘うU-1ルールでエントリーをしました。ゴング直後から得意のコンビネーションが炸裂し
一気に追い込み1ラウンド1分57秒KO勝ちとなりました。大学からキックを始めて2年でここまで力をつけるには並大抵の努力ではなかったと思います。日大のエースとして活躍してくれるでしょう!
ライト級第15試合に出場の法学部2年小川選手もトーナメント決勝戦と同じU-1ルールでの試合を選びました。対戦相手は主将の宮谷選手を倒し昨年のフェザー級チャンピオンとなった國學院大学の喜多選手 です。先輩の借りを返すべくリングに上がりました。開始から一撃、喜多選手の強烈な右ハイキックはしっかりとブロック、キックをブロックしては距離を詰めてパンチで追い込みますが、長身でとんでもな間合いから飛んでくる攻撃を受けながら懐に入りパンチを当てにかかりますが決定打が決まらずそのまま最終ラウンドのゴングを聞く事になりました。結果は判定で敗れはしましたが昨年度チャンピオンを相手に健闘した闘いであったと思います。
チャンピオントーナメントウェルター級決勝戦は法学部2年の野原選手です。
対戦相手は6月の対抗戦で一度敗れているUKF連盟委員長である國學院大学の平川選手です。
リベンジマッチとなったこの一戦負けられない試合でありましたが、連勝の平川選手を止めるのは簡単ではありません。激しい練習で負傷に苦しみながら臨んだ決勝戦ですが、パンチなら負けない この気持ちだけが最大の武器です。。鋭いキックを受けながら詰めて連打、狙うはピンポイントの顎に一発です。1ラウンド後半2分27秒野原選手の左がヒットし見事KO勝ちとなり、2025ウェルター級チャンピオンに輝きまた、今大会の最優秀選手賞も受賞となりました。
第19試合フェザー級決勝戦 主将の宮谷選手です。
感染症による活動制限で練習もままならない1年生の時から、諦めずに続けてこの大会が学生としての最終戦となります。
闘い続けた4年間のうち2年間は主将として部員を率いました。今年こそはベルトをと満を持して臨んだ決勝です。1ラウンド互角の攻防の中、飛び込んだところに上手くカウンターを合わせられパンチがヒット。
ノーダメージではありましたが、態勢が崩れてしまいダウンのコールがかかりました。第2ラウンドからは得意の首相撲からロックしての膝蹴りの猛攻を繰り返し挽回を図りましたが最終のゴングとなりました。
判定は2-0でベルトを手にすることができませんでしたが、4年間でのUKF戦績10戦6勝4敗この実績が日大キックの後輩達の誇りであり、今後の大きな目標となります。遺したものは偉大でリングや学生生活で得たものは更に大きなものであると思います。その実績と経験で社会に出ても活躍してくれると信じます。本当に4年間お疲れさまでした。
