残暑厳しい令和7年9月14日第31回大学交流戦と2025UKFチャンピオントーナメント予選、第3回選手登録審査会が國學院大學たまプラーザキャンパスにて行われました。
6月に行われた対抗戦では準優勝とあと一歩及ばずの戦果でしたが、その後も練習を重ね灼熱の夏合宿を耐え抜いた選手が満を持して出場をいたしました。今大会では良い事が重なり
縁起の良い開幕となりました。
一つは我らが大将であります宮谷主将がアルバイトでお世話になっているワールドネット株式会社様が我が校を応援してくださり、部員全員分のクラブTシャツを
寄贈していただきました!これはやるしかありません。両腕に気合を乗せて全員で闘います!二つ目は慶応義塾大学が新しく連盟に加盟し学生キックに参戦する事になりました。
早ければ10月に審査会で選手登録で11月の後楽園大会でデビューとなります。ライバルが増える事になりますが、その分もっと精進してゆかなくてはなりません。しかし仲間が増える事はうれしい事でもあります。
そして三つ目はリングドクターの久木原先生のご結婚のお知らせがありました。こればかりは先生にも人生があり、いつまでも我々の高嶺の華でいていただくわけにはいかなので仕方がありません。
ささやかながらお祝いをさせていただきました。
試合は交流戦ワンマッチから始まりフェザー級第2試合に経済学部2年の神原大成がリングに上がりました。神原は本日がデビュー戦でありましたが、ローキックからパンチのコンビネーションで落ち着いた攻撃と
相手の攻撃を受けてもしっかりと返し着実にポイントを獲り判定勝ちで勝利を収めました。終始落ち着いた攻防でこれからが期待できる選手です。
第5試合バンタム級でトーナメント予選に出場の芸術学部1年の半澤も本日がキックデビュー戦、青コーナーよりリングインです。空手がベースにあり格闘技のセンスは群を抜いており、部員で一番気合の入った声で練習を
しておりポテンシャルは計り知れないものがあります。上手く間合いを取り的確に攻撃を当てて攻めますが、1R後半に屋我選手が肩を負傷しレフェリーストップとなりTKO勝ちとなりました。これで10月の準決勝に進み
ベルトに一歩近づいた事になります。屋我選手の早い回復をお祈りいたします。
この日の最終試合となりますウェルター級第6試合は法学部2年大川真聖の登場です。この選手は後輩にもしっかりと指導できる物静かでとにかく真面目なのですが、今回のトーナメントの目標が同じく同階級でエントリー
をしている法学部2年の野原康煕をボコボコに倒してチャンピオンになる事と闘志剥き出しでの出場です。試合はその言葉通りまさにシバキ合い、仲嶺選手の強烈なパンチをもらいながらも臆する事無く前へ出て壮絶な打ち合い
となりました。惜しくも判定で敗れはしましたが、競技委員長をも唸らせる好試合でした。もし野原と共に決勝に進み闘ったなら素晴らしい試合になったと思います。今年のベルトは野原に託して来年は是非頂点に輝いてほしいと
思います。
準決勝は10月12日(日)國學院大学たまプラーザキャンパスにて行われます。
チャンピオントーナメント
ワンマッチ
選手登録審査会
Match Results
ワンマッチ フェザー級 第2試合 | 判定勝ち | 〇 神原 大成 日本大学 | VS | ✕ 香川 知恩 中央大学 |
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バンタム級 第5試合 | 1R TKO勝ち | 〇 半澤 壮磨 日本大学 | VS | ✕ 屋賀 幸輔 拓殖大学 |
ウェルター級 第6試合 | 判定負け | ✕ 大川 真聖 日本大学 | VS | 〇 仲嶺 真ノ介 東洋大学 |