10月15日(日)國學院大學たまプラーザキャンパス5号館4Fボクシング場において、本年最後となる日本学生キックボクシング連盟選手登録審査会、大学交流戦
および、2023UKFチャンピオントーナメント準決勝がおこなわれました。
外は秋雨ではありましたが、各大学の控え場となった5Fの多目的ホールは先月行われた予選にも増してピりついた乾いた空気が漂っており、各大学の意気込みがひしひしと伝わってきました。
タイムテーブルに従い、計量がありその後選手登録審査会の筆記試験へと移りました。本学からは通信教育学部1年 松崎勇太が審査会を受審し問題なく選手手帳を手にしました。
続く大学交流戦ワンマッチは予選で計量オーバーで失格となった法学部1年 服部虎珀がご迷惑をかけた東洋大学の皆さんや本校の仲間に勝利で応えるべく出場をいたしました。
序盤から落ち着いた攻撃をみせましたが、対戦相手もそう簡単には攻めさせてはくれません。両者とも引く事なく2Rを戦い判定となりました。
結果は東海大学 細田選手に軍配が上がり惜しくも勝利を掴む事ができませんでした。しかし負傷や失敗にもめげずリングを目指した事は必ず来年実を結ぶ事だと思います。
今後の活躍にご期待下さい。
交流戦終了後、予定より10分遅れでトーナメント準決勝戦が開始となりました。
日本大学からは7名の選手が出場し6試合が予定されておりましたが、フェザー級第6試合の金田選手が計量オーバーで失格となり小野選手の不戦勝、ライト級第9試合の東洋大学
内藤選手が当日ギリギリまで調整をしてくれましたが体調不良の為、ドクターストップにより棄権となり鈴木選手の不戦勝となりました。
バンタム級第5試合 柏木選手は得意のフットワークで相手の攻撃をかわし何とかペースを掴みにいきますが決定打を打ち込めずポイントをとられ判定負けとなりました。
フェザー級第7試合 宮谷選手はサウスポースタイルへスイッチして左ミドルからの攻撃で攻め込みますが後半お互いにクリンチが多発する展開となり判定になりました。
結果は僅差で宮谷選手が制し後楽園ホールの切符を手にしました。次は主将小野選手との同門対決です。
ウエルター級第10試合 上野選手は昨年度もエントリーをしましたがマッチメイクが成立せず試合ができませんでした。連盟担当として様々な手続きや事務をこなしながらクラブ
の為に頑張ってくれました。今回はKO負けとなりましたが、すでに11月の後楽園ホールでのノンタイトルのワンマッチに出場の意欲をみせています。負けた事なんぞ屁とも思って
ないこのメンタルの強さです。我らが統制長は最強です。活動制限さえ無ければ途轍もなく強い選手になっています!
準決勝最終試合ウエルター級第11試合出場の商学部1年早川選手は当初はチャラい男でしたが、夏合宿のビーチマラソンで疲れを感じなくなるという無敵のゾーンに入り覚醒しました。
目つき顔つきが全く変わり、技術は二の次、前へ前へと闘志あふれる闘いを見せました。今回は黒星ではありましたがその闘いぶりは間違いなくBEST BOUTでした。
さぁいよいよ決勝です。フェザー級タイトルは日大の同門対決となってしましました。
第55代主将としてクラブをまとめ、特にプロのジムに通う事なく親御さんの猛烈な反対
を押し切りサンドバッグを吊るして活動制限下でも練習を重ねた努力の男、小野颯大か、
ムエタイを愛しすっきりとした童顔からはかけ離れたエグすぎるキックをを放つ2年生。ムエタイジムで鍛え上げたクラブNo1のテクニシャン宮谷拓也か
11月18日後楽園ホールで決戦です。
出場選手
ワンマッチ
選手登録審査会
Match Schedule
ワンマッチ ライト級 第1試合 | 判定負け | ✕ 服部 虎珀 日本大学 | VS | 〇 細田 一颯 東海大学 |
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バンタム級 第5試合 | 判定負け | ✕ 柏木 流星 日本大学 | VS | 〇 貴田 皓太 國學院大学 |
フェザー級 第6試合 | 小野の不戦勝 | 〇 小野 颯大 日本大学 | VS | ✕ 金田 敦斗 日本大学 |
フェザー級 第7試合 | 判定勝ち | 〇 宮谷 拓也 日本大学 | VS | ✕ 多賀 晴翔 拓殖大学 |
ライト級 第9試合 | 鈴木の不戦勝 | 〇 鈴木 海人 日本大学 | VS | ✕ 内藤 琉斗 東洋大学 |
ウェルター級 第10試合 | 1R KO負け | ✕ 上野 潤弥 日本大学 | VS | 〇 加賀崎 大介 國學院大学 |
ウェルター級 第11試合 | 判定負け | ✕ 早川 寛人 日本大学 | VS | 〇 川越 勇輝 創価大学 |